植物鞣しイタリアンレザーに見られる「血筋, トラ, シワ」について
- Hiro

- 1月18日
- 読了時間: 2分
更新日:1月24日


「めっちゃくちゃカッコいいわ!このスジ!!」
植物鞣しのイタリアンレザーを使った革小物には、血筋やシワ、トラと呼ばれる模様が見られることがあります。
写真の製品には表面に血筋が斜めに入っています。
日本では、こうした表情を「傷」や「ムラ」と感じる方も少なくありません。しかし、ヨーロッパではまったく異なる価値観で捉えられています。
ヨーロッパ、とくにイタリアでは、革は工業製品ではなく自然素材そのものとして扱われます。血筋やシワは、牛が生きていた証であり、均一ではないことこそが「本物の革」であるという考え方が根付いています。
植物鞣しレザーは、革本来の表情を隠さず、素材の個性をそのまま活かす伝統的な製法です。そのため、血筋は欠点ではなく、一枚一枚異なる革の個性として大切にされています。
また、ヨーロッパでは革製品を「使い捨てるもの」ではなく「時間をかけて育てるもの」と考えます。
使い込むことで色が深まり、艶が増し、血筋やシワも含めて表情が豊かに変化していく。その変化こそが、持ち主だけの一品になる過程であり、革製品の大きな魅力とされています。
私たちが使用している植物鞣しのイタリアンレザーも、こうしたヨーロッパの価値観を大切にし、革本来の表情を活かした素材を厳選しています。
血筋や自然なシワは、品質が劣るものではなく、自然素材であることの証であり、長く使うほどに味わいを増す要素です。
世界に二つと同じものがない、 あなただけの革の表情を、ぜひ時間とともに楽しんでいただければ幸いです。




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